これからどのように経過するの?
これからどのように経過するの?
間質性肺疾患の病気の進行スピードは、患者さんそれぞれで異なります。数年の単位で徐々に進行する方もいれば、急速に進行する方もいます。また、原因はよくわかっていませんが、数日から1ヵ月の間に突然、息苦しくなり、呼吸の機能が急激に悪化する場合があります。これを急性増悪と呼びます。
間質性肺疾患では、呼吸の機能を維持し、悪化させないことが大切です。そのために、定期的に検査をしながら呼吸の状態を確認し、悪化がみられたら速やかに治療を開始します。
Kim DS. et al.: Proc Am Thorac Soc 2006; 3(4): 285-292. より改変
病気の進行に気がつくためのポイント
間質性肺疾患は、肺がだんだんと硬くなり、呼吸機能が低下する場合があり、PPF、進行性線維化を伴う間質性肺疾患と呼ばれます。病気によって一度呼吸機能が低下すると、以前の状態に戻すことは難しくなってしまいます。そのため、病気が進行していないかどうか、ご自身でも呼吸器症状の変化に注意しておくことが重要です。
ここでは、病気が進行していないかどうかを調べるための日常生活でのチェックポイントや診察についてご紹介します。
呼吸器症状のチェック
日常生活で、同じくらいの運動をしたときに、以前よりも息切れがしたり、息苦しかったりしないかを確かめることで、病気が進行していないかどうかを確認します。
呼吸器症状のチェックシートはこちら
ご自身の呼吸器症状をチェックしてみましょう。日常生活において、息切れの症状に変化がないか定期的に確かめましょう。
肺の状態について
肺の組織の様子を調べて、肺の大きさや組織の変化を確認します。肺が硬くなっている白い影や肺のふくらみなどについて、以前の検査結果と比較することで、肺の線維化が進行していないかを確かめます。
HRCT(高分解能CT)検査では、線維化が進行している患者さんでは肺の白い影の拡がり(面積)が大きくなってきます。
画像提供:井上義一先生 一般財団法人 大阪府結核予防会 大阪複十字病院 顧問/国立病院機構 近畿中央呼吸器センター 臨床研究センター 客員研究員
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2026年5月作成


